良い音の秘密は情報量

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2021.10.04

良い音の秘密は情報量

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「良い音の秘密は情報量」です。

みなさんにとって良い音ってどういう音でしょうか?

良い音の定義は良い音楽の定義がわかりにくいのと同じく難しいです。

良い音の定義を考えるのは難しいですが悪い音はそれよりは定義しやすいと言えます。

その一つに「情報量が少ない音」があります。

音と情報があまり結びつかない方も多いかと思いますので例えをあげて書いていきます。

「棒読み」という言葉があります。

これはセリフや朗読などを抑揚がなく一本調子で読んでしまう読み方です。

要は「情報量」が少ない読み方と言えます。

この逆は抑揚などがあり、繊細で複雑な読み方です。

この例だけをみれば「情報の多さ」=「抑揚の繊細さ」と理解が出来ると思います。

では情報を音に詰め込むにはどうすればいいのかを考える方がいるかと思いますが、これはなかなか難しい問題です。

それというのも「悪い音=情報量の少ない音」という形式は成立しても「良い音=情報量が多い音」ではないからです。

今度は絵を例にとってみましょう。絵具を何も配合せず描いた絵は濃淡や色彩が淡白でおそらく良い絵とは言えないと思います。

では逆にすべて毎回色の配合を替え、細かく書いた絵が良いかというとそれはまた別の話です。良い絵かどうかは表現が如何に昇華されているかとも言えますし、理由があって繊細になっていなければいけません。何の意味もなくただ細かいだけの絵は「良い絵」とは言えません。

それと同じで「良い音=情報量が多い音」ともならないのです。

なので考え方としては例えば曲のソロなどのコピーをなどをした際にどうしても元の音源と違うときなどに「情報量の差」を疑って見ると良いと思います。

「情報量の差」の視点から見ると「あ、ここの音が原曲の方がちょっとビブラートがかかってるなぁ・・」とか「この音は自分が引いているのとちょっと違うから再生速度を落として見てみよう」とかより細かい視点でみようと思えるのです。

自分の音の情報量に気を付けてみると新たな発見があるかもしれませんよ。

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